iichi通信 No.695
日本の手仕事と暮らし。
手仕事が生みだす、繊細な技巧と自然のぬくもり。
日々の暮らしを潤す、美しく心地よい魅力です。
お茶を楽しむ和の時間。
伝統に触れるアクセサリー。
自然な風合いと季節を身につけて。
気持ちのいい、おでかけ小物。
編集後記
学生の頃に、学校でお茶の授業を受けていました。お茶を淹れるお点前はもちろん、歩く・座るなどの基本的な所作か襖の開け方、お茶をいただくまでの工程まで細かなしきたりがあり、最初は難しさを感じていました。季節が一巡りし「一期一会」といった、おもてなしについて少しずつ理解してくると、それまで見えなかったことが見えてくることも。お茶をいただく中で、掛け軸や器の模様、お菓子や服装など、季節のしつらえに隠された主人の思いを読み取っていくクイズのようで、どんどん楽しさが増えていきました。たまに当時を思い出しては、季節にあった器を暮らしに取りいれたりしています。
次回予告 配信日 2017.4.15
次回のiichi通信は「White」特集。素材や質感によって、さまざまな表情を見せてくれる白の作品をご紹介します。どうぞお楽しみに^^ 作り手の皆さんの新作もお待ちしております。
2017年4月11日