リールストラップと本体は開閉式のリングで接続しています。このリングがデザイン的な特徴となっています。リールは収納時から約60cm引っ張り出せるので駅の改札でも首から提げたままICカードをタッチできます。開閉式のリングをD管やハトメのような金具に連結するのではなく、直接革の穴に通す事で「カチカチ」と金具同士があたる音が少なくなりました。 コバ（断面）の作りは赤い染料で着色した後、特殊な樹脂を塗り、熱処理をして固めています。「へり返し」や「切りっぱなし」に比べて強度があります。内側に布地を使っていないので本体のコバ（革の裁断面）が見えるように、半透明の赤で仕上げています。

ネックストラップは植物タンニンでなめしたヌメ革を使用。使い始めは少し固めですが 経年と共に馴染み、柔らかくしなやかになっていきます。 仕事内容によっては使用中にケース本体が揺れて使いにくい場合があります。 その時はストラップに付いている小さなリングを首の後ろにスライドさせることで、 簡易的に長さを調整することが出来ます。

取引先への訪問の際、名刺をIDカードの代わりに使えるよう名刺がスッポリ入るサイズになっています。 表のポケットとは別に背面にもポケットがあるので持ち忘れがちな、ポイントカードや名刺、カードキーなんかも収納できます。