プロフィール
『SEKAR SANDAT』(スカール・サンダット)のページをご覧いただき、ありがとうございます。
阿蘇に咲く花や、バリ島にまつわるものを刺繍しています。
ブローチを手に取った瞬間に、旅先での思い出の景色や、その時の気持ちや感覚をふっと思い出せるような、リアルで繊細な刺繍を心がけています。
◆刺繍を始めたきっかけ◆
モチーフにしているのは「バリ島」や「阿蘇」の自然の中に存在しているものや、その土地の印象的なものです。大好きな場所にあるものをそばに置いておきたい、その場所へすぐには行かれなくても、リアルなものが手元にあれば思い出すことができるかも・・。そう思い、様々な手芸を試す中でたどり着いたのが刺繍でした。
一針一針刺して行く時間はかかりますが、夢中になれる幸せな時間です。同じような気持ちの方に刺繍が届いたら幸せです。
◆「スカール・サンダット」の名前の由来◆
『SEKAR SANDAT』(スカール・サンダット)の名前は、バリ島の言葉で「イランイランの花」を意味しています。
バリ舞踊留学から帰国後、自分のグループを持ちたいと思った時にバリ島の踊りの師匠にお願いをしてつけてもらったのが、この「スカール・サンダット」という名前です。
イランイランの花は、色や姿形は地味で”花”としては目立たないのですが、蕾の時から枯れるまでずっといい香りのする花です。この名前には、『表面的な美しさではなく、本質的なものを表現し続けられるように』という意味が込められています。
刺繍作品も、同じ思いで制作しています。刺繍を出来るだけ本物に近づけたいのは、その景色(自然)がこれからもずっと残っていて欲しいと思うからです。
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◇作品のこだわり◇
SEKAR SANDATの刺繍は、実物の花をよく観察するところから始まります。そしてスケッチをして、実物や写真と見比べながら刺繍糸を選んでいきます。
刺繍糸を一本取りで刺繍することで、面を埋める手間はかかりますが、リアルで繊細な刺繍に仕上げることができます。色合いやグラデーションにこだわり、本物の花を摘んできたような仕上がりを目指して制作しています。
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