石猫に出合って10年以上が経ちました。
自然石に猫を描くことによって、ただの石が猫に変わってゆく。
その驚きと面白さを日々感じつつ制作しています。
人があるものを可愛いと感じる時、そこには4つの要素があるといいます。
それは・・・
丸い。
小さい。
柔らかい。
温かい。
これはそのまま「なぜ猫は可愛いのか?」の答えになりますね。
石猫はどうでしょうか?
「丸い」「小さい」はクリア。
「柔らかい」は残念ながら無理。
では「温かい」は?
石だから温かいはずはない。
確かにそうなのですが・・・
石猫を迎え入れてくださった方々の中には、
「掌に包んでいたら、心が落ち着いた」
「亡くなった仔の温かさが伝わってくるような気がした」
そうおっしゃる方がいます。
絵や写真に比べ、ただ一つ石猫が優れている点があるとすれば、それは、その丸みを感じ、掌に包めること。
出来上がったものを掌に包んだ時の不思議な温かさ。
そんな掌の魔法?を一人でも多くの方に味わっていただきたいと思います。
もし石猫をお側に置いていただけるなら、飾りっぱなしではなく、時には掌に乗せてやってくださいね。
どうぞよろしくお願いします。
ぜひ、ホームページ「石猫ギャラリー 猫の卵」もご覧ください。
個別オーダーも喜んで承ります。
2017年5月に初個展が無事終了いたしました。
ギャラリーに足を運んでいただいた方々、本当にありがとうございました。
再び個展が開けるよう、新たな気持ちで作品作りに臨みたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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