プロフィール
高取焼 藤崎寿山
高取焼は、黒田如水、小堀遠州らが育て上げた茶陶窯で、遠州七つ窯の一つとして知られています。
筑前国領主 黒田長政公に従って朝鮮より渡来した名工、八山親子は直方市鷹取山の麓、永満宅間に開窯、江戸時代黒田藩の御用窯として古い歴史をもつ茶陶窯です、その後同内ケ磯、山田市唐人谷、飯塚市白旗山とうつりその時代に焼いた頃を遠州高取と呼ばれて居ます。
その高取焼の陶技に魅せられて高取八仙先生に師事し10年余り高取焼の陶技の教えを受け、英彦山で登り窯で薪により焼成し、皆様に親しまれ暮らしのお役に立ち日ごろ愛用される作品を作って行きたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。
「藤崎寿山陶暦」
昭和26年 福岡県、英彦山生
昭和四12年 小石原、高取焼13代 高取八仙先生に師事す
昭和五52年 英彦山に三室の登り窯、「比古窯」開窯
平成4年 小石原に高取焼 寿山窯、開店
平成14年 経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定される。『伝統工芸士』となる
平成21年 小石原・寿山窯閉店
々 英彦山・比古焼を改め高取焼比古窯と成る。