はじめまして、紉へお越しいただきましてありがとうございます。
私が初めてバッグ作りに出会ったのは40年ほど前の高校生の頃でした。
当時、キルティング素材のサブバッグが流行り、何人かの友人に簡単な作りの物を作ってあげた事がありました。
その後大学を卒業し、袋物を製造、販売する商事会社に就職しましたが、そこで知り合った人たちの影響で製造する側の世界に興味を持ちました。
会社を2年で辞めて洋裁の基礎を学びに夜間の専門学校へ通ったのち、縁あって革小物の職人の道に入り26歳で自分のアトリエを開きました。
途中革製のハンドバッグの事も勉強したいと思い、人づたいでプロの職人さんを紹介して頂き、バッグ作りを教わりました。
それから暫くの間、皮革製造の世界から離れていましたが、子育てにもひと段落がついた今、また物づくりを始めたいという思いが込み上げて来てました。
世界にたったひとつだけのバッグをゆっくりとマイペースで作り上げたいと思い、今年から始める決心をしました。
中高年の方向けに「こんなバッグがあると良いかも・・・」「機能的で持ち易くて大き過ぎないバッグを作ってみたいな!」を形にしてみようと考え、アレもコレもとアイデアが湧き出て来て
とても楽しみながら作っています。
キルティング加工は気に入った生地と相性の良い糸を私なりに選び、コーティング加工も自分で施しています。
普段使いのできるバッグをデザインしていますが、ちょっとクールでお洒落だったり可愛かったり、他とは違う作品を提供できたらと考えています。
「紉」とは、縄、結ぶ、くくる、繋ぐ、布を縫うという意味があるそうです。
私の作ったバッグを選んでくださった方の生活が
「紉」のバッグを持つことで、より豊かな時間を過ごせるようお手伝いさせて頂ければ幸いです。
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