プロフィール

ウッドアート・組み木絵「木壁画」

1980年に独立『あさのたかをデザインオフィス』を始め、商業デザインの分野で活動。切絵・ペン画・水彩画で北アルプスやを描いたり、注文によりキャラクターなどのイラストを描いてきました。
1990年、切絵で描いたアルプスの尾根を『無垢の木で表現できないか』という依頼が舞い込んできました。
木について何の知識もないところからのスタート、あれこれ勉強しながら完成したのが、現在も松本キッセイ文化ホールのロビーに設置してある作品『アルプスシンフォーニー』です。

その作品が評判となり、県看護研修センター・松本技術専門学校・松本第一高校・明科総合福祉センターなどに木の「壁画」を設置。
2000年、諏訪日赤病院ロビーに『森の音楽会』という作品を設置した折、作品の中にある『ウサギやフクロウを我が家の玄関にも飾りたい』というお話しをいただきました。これが大きなきっかけになり、皆さんのご家庭にも飾っていただけるような作品を作ろう！と決心。この組み木絵を『木壁画』と名付け作品制作に没頭、その後グループ展に参加したり、個展も開くようになりました。

『木』という素材に出会って早28年！天然素材の面白さ、難しさをたっぷり味わいました。題材も愉快な動物や北アルプスを中心にした山岳風景、野山の草花などで展開。また、木の作品は1点1点手作りしますので、ご希望にお応えした注文作品なども多数制作してきました。

木壁画はどの作品もすべて使用するのは天然の木の色や木目だけです。
ケヤキ、タモ、トチ、ナラ、イチイ、ホウ、ミズキ、セン、カツラ、クワ、ローズウッド、ウオールナット、パドック、チェリーなどなど、木の肌を見つめ木目を選び木と語り合いながら選びます。

作品はまず● 題材●構図●下絵●型紙●木を選ぶ●切る●磨く●組むという作業で仕上げます。木のぬくもり、ほのぼのとした作品をじっくりご覧ください。