石川の伝統工芸である加賀象嵌の技法を用いて作品を制作しています。
観ていると、なんだか心がほっこりする。
持っていると、にんまり嬉しくなる。
身につけると、わくわく楽しくなる。
そんな日常をほんの少し彩る作品制作を心掛けています。
2006年金沢美術工芸大学美術工芸研究科修士課程修了。
オーダーと展示会を中心に金沢市で制作活動中。
【加賀象嵌とは】
金属を彫り、そこに別の金属を嵌め込む事で図柄を描く技法です。嵌め込むときは、接着剤等を用いず、金属の延性を利用して嵌め込みます。
漆のように筆等で描いているようにも見えますが、全て金属を彫り嵌める事で表現しています。
色は塗っているわけではなく、薬品で煮込む事(煮色着色)で金属の経年変化によって出る色を人工的に早めて発色させています。経年変化によって出る色は金属の種類により異なり、それを利用する事で様々な絵柄を表現する事が出来ます。
煮色着色により発色する金属(主に銅合金)を「色金」と呼び、近年の加賀象嵌は、色金を多用する事も特長の一つとなっています。
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