蓮布はミャンマーインレー湖でとれる蓮の茎を折って抽出した粘り気のある繊維を何本も縒り合わせ糸を作り、織り機で織り上げた世界でも非常に珍しい布です。
蓮の生地は1メートルの布を作るために約1万本の蓮の茎が必要なために、大量生産ができない非常に難しい貴重な生地で1年間に約400メートルしか生産できません。
(1949年前)ぐらいからミャンマーでは古くから高貴な花である蓮で作った僧衣を高僧へ寄進するために開発されました。
一見すると麻のように見えますが、しっとりとした独特の肌触りがあります。
夏は涼しく、冬に暖かい生地のためストールや生地にも適しており、お客様のご要望に沿った注文も承っております。
蓮布を専門に扱う歴史のある弊社では蓮の布やストールを多数生産しております。
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2025/1/18(土) 〜 1/19(日)
~ミャンマーの奇跡の織物、蓮布の歴史と技術~ 皆さま、ハスから作られる織物をご存知でしょうか? 蓮の布は、ミャンマーの南シャン州インレー湖でとれる蓮の茎を折って抽出した、粘り気のある繊維を何本も縒り合わせ糸を作り、織り機で織り上げた、、世界でも非常に珍しい布です。 ミャンマーでは古くから高貴な花である蓮で作った僧衣を、高僧へ寄進するために、70年以上前に開発されました。この技術を編み出したのはジャーウという、当時50代の女性でした。ジャーウさんは蓮華袈裟を織って生計を立てて、生涯を送りました。 その後1986年に彼女のこの技術を継承し、新しい製品を世に送り出してきたのが、Daw Ohn Kyiであり、その会社Aung Sakkyar Lotus Robe Production Co.Ltd. (アゥン・セッチャー蓮織物生産会社)です。 蓮の生地、蓮華の袈裟は、今や、世界中の観光客の注目を浴び、博学な僧侶や学識のある方の関心を引いています。 蓮の布の製造期間は年間に6ヶ月だけで、6月から11月までの雨季の間だけ製造することができます。なぜならば、蓮は雨季の間に活発に生育するからです。 蓮糸と織物の特徴は、また、蓮の花の香気があり、冬季に着用すると暖かさを、夏季に着用すると涼しさをもたらします。