• 蓋のつまみは、茄子を形取っています。
  • ホーロー加工等はされていなく、中も全て鉄そのものです。 鋳造技術で鉄瓶の形が作られた後、800度前後で素焼きを行なっています。 その後、漆で内外ともに仕上げをしております。 こうすることで酸化皮膜ができ、金気止めがされます。
  • 弦も鉄製ですので、熱くなります。布巾でくるんでご使用ください。使ううちに、布巾も段々と良い味に育ってくるのも楽しみです。 こちらの写真は他の種類です(廃番)。 鉄瓶一覧 https://www.iichi.com/shop/pint/artist/T4469391

【再入荷】鉄瓶 なつめ 1.0L

¥66,000
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山形で製作を行う、長文堂の鉄瓶です。

長文堂の代表的な鉄瓶である「なつめ」には、1.5Lと1.0Lの2サイズあります。
大きさの違いと、蓋のつまみ部分が異なります。こちらの1.5Lの蓋のつまみは、茄子を形取っています。
横長型の鉄瓶が多い中、こちらはやや縦長型。丸みを帯びた形がかわいらしい鉄瓶です。

こちらの鉄瓶は、容量1.0Lで、PINTの鉄瓶の中では最も小さなサイズ。

鉄瓶ですのでそれなりの重さはありますが、小さな分軽いのと手軽に使いやすいのが嬉しいポイント。見た目もかわいらしいです。2、3人分でしたら、お茶を入れるにも十分なサイズ。今のライフスタイルでしたら、この小ささは使い勝手が良く、おすすめです。

鉄瓶はなかなかハードルが高いものと思われがちですが、実際に使ってみると意外と面倒なお手入れもなく、しかもステンレスなどのヤカンと比べたお湯の美味しさは分かりやすく、もっと日常使いいただきたい道具です。

シンプルに2つのポイントをご紹介します。

●お湯がまろやかに美味しく

まずは一番気になるお湯の味。
鉄瓶で、急須ではありませんので、水を沸かすときに使います。よく、「まろやかになる」と言われますが、明らかに感じられるほど柔らかくなりました。
お白湯だと特に分かりやすいです。
取扱が楽になるよう、中がホーロー加工されているものもありますが、PINTでご紹介するものはもちろん全て鉄そのものです。
水の中の様々な物質やカルキ分を抑え、身体に吸収しやすい鉄分を含みます。
周りに鉄分不足という女性も多いですが、食生活の中では、鉄分はなかなか摂取しにくいようです。
普段のお白湯やお茶で補給できるのは自然で簡単ですね。


●鉄瓶との付き合い方はシンプル
特別なお手入れは必要なく、使用時注意する点も少なくシンプルです。
大きくは2つです。

1.お湯を沸かしたら使い切って中身を空にすること
お湯を沸かしたら、使い切りましょう。
使い切る量だけ沸かす、ポットに移す、少し残ったお湯は捨てる。
熱くなった鉄瓶を空にすれば、余熱で中のお湯もすぐに蒸発して乾きます。
中が冷めてしまった場合は、水を捨てて少し火にかけて蒸発させればOKです。

2.中を洗わない、触らないこと
お湯を沸かすために使いますし、洗う必要はありません。また、中も触らないでください。

使うほどに中に湯垢で膜がはられ、強くなってゆきます。

詳しくは製品に同梱する取扱説明書にも記載がありますが、不安な点も多いかと思いますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。


こちらの鉄瓶は、山形県の山形鋳物。山形鋳物の特長は、他の産地に比べて薄い作りにあります。肉厚は約3mm。鉄瓶で気になるのが重さですが、使いやすく軽くするために、薄作りの技術が発展したのだそうです。
仕上げには、金気止めのため1000度以上の高温で焼かれることで酸化皮膜が作られていて、錆止め効果を持ちます。また、内部は漆塗り仕上げです。

ちなみに、産地や職人によりますが、半分は機械工程という鉄瓶も多い中、この鉄瓶は全て手作業。そのため、生産量は少なく、生産が追いついていない状況が続いていて、量産はできません。全て手作業工程、素材は鉄で焼き漆仕上げですので、製造工程や品質はご安心してお求めいただけます。


修理等は、状態によりますが可能な限り、長文堂さんでも受付くださっています。修理やお手入れ等、お困りの際は、いつでも当店までお気軽にお問い合わせくださいませ。


▼5枚目以降の画像
他の種類の鉄瓶です。使用イメージ画像としてご覧ください。


【素材】
鉄(焼き漆仕上げ)

【容量】
1.0L

【重量】
約1.3kg

【サイズ】
本体直径(注口除く):13.5cm 注口まで含めた長さ:16cm 
本体高さ:11.5cm 弦まで含めた高さ:22.5cm
底面直径:8cm
*それぞれ最長部を計測

【お取り扱いについて】
・詳細のお取り扱い方法は、作品に同梱致します。
・IHは問題なくお使いいただけます。ただし、IH機器により、底面の直径の大きさが足りないと作動しないものもあるようですので、その点のみお気をつけください。鉄瓶としては、全く問題ありません。

【使用上のご注意】
・弦も鉄製ですので、熱くなります。布巾などでくるんでご使用ください。

発送方法

送料 追跡 補償
追加送料
宅急便(現金運賃)(ヤマト運輸) ¥0

発送までの目安

2日
・タイトルに日程の記載がある場合は、そちらが優先になります。
・都合により遅くなる場合は、事前にご連絡致します。
・お届け日時等に指定がある場合は、日時指定可能な配送方法を選択し、備考欄へご希望日時をご記入ください。

ご購入の際の注意点

【取扱のご注意】
・お湯を沸かしたら使い切って中身を空にしてください。水を残したままにすると、金気の原因となります。

・中を洗わないで下さい。また、触らないでください。

・だんだんと、鉄瓶の内側に、淡黄色の湯垢がついてきます。
水のカルシウムやミネラル分が付いてできるもので、鉄瓶内部を強く保つ膜の働きをします。
職人は、お湯のうまみの元とも言います。
内部のところどころに赤い斑点が生じることもありますが、これは鉄瓶独特の現象です。
さびたような状態になっても、お湯が透明で金気味がないときは、使用に差し支えありません。
もし金気が強く気になる場合は、煎茶を、湯のみ茶碗一杯分を茶巾に包み、2、3回煮立ててください。
茶渋が内部に付着しタンニン鉄となり、金気止めの効果があります。

作り手

製鉄の技術は、日本でも非常に長い歴史があります。古くは農機具や武器から始まり、原材料の流通や製鉄技術の発展と共に大きな変化を遂げながら、人々の暮らしに長く寄り…

ショップ

PINT

京都 作品数:602

日本の職人と作る、素材を活かしたものづくりブランド。日々の暮らしの中で、道具として心地よく、長く寄り添えるものをつくりたい。そのために、日本の風土にあった素材…

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