いい ちいさな ものづくり

肌になじむリネンとこだわりのシルエット。Lustreがつくる、日常を照らす服

ー 作り手

“何でもない普通の日々を心地よく機嫌よく過ごせる服”、“今の自分にしっくりとなじむ服”。それはありふれているようで、時間を重ね、自分が深まっていくほど、見つけるのが難しくなっていくような気がします。
個人作家としてリネンやコットンなど天然素材にこだわったLustre(リュストル)さんのお洋服は、そんな大人の悩みを軽やかに和らげてくれます。

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もともと衣食住に関して自然のものが好きだった、というLustreさん。色々と試してみて行き着いたのが、肌に馴染んで自然体でいられる天然素材でした。また、できるだけ着た時のスタイルが良く見えるように、シルエットにこだわって一つ一つのパターンを丁寧に作っていらっしゃるそうです。

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専門の学校で学んだわけでもなく何の肩書もありません。25年間作り続けた積み重ねだけです。でも、だからこそ常識にとらわれず、自由な発想でデザインができるんだと思っています。

決してプロとしての修行を積んだ訳ではないと語るLustreさんですが、だからこそ、普通のわたしたちが、普通の暮らしの中で本当に欲しい服を作ることができるのかもしれません。

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パターンから縫製~発送まで一人で行っています。全て手作業だからこそ、素材の持ち味を生かした繊細なモノづくりを心がけています。
一番時間を費やしているのはパターンを作ることです。多くの失敗を繰り返しながらいかに美しく見えるかにこだわって納得するまで修正し制作してます。

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デザインから縫製まですべてお一人で作られているため、短時間で大勢に届けられる作品ではありません。しかしその分、自分のところに来てくれたお洋服に湧いてくる愛着はひとしおです。

ー ものがたり

普段の制作をされているお部屋や道具を少し見せて頂きました。ずらっと並んだ色とりどりの糸や、凝ったデザインの道具たちを見ているだけで楽しくなってくるような作業場です。

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制作の最初のきっかけは、ご結婚、ご出産を機にベビー服などを作り始めたのが始まりだったそうです。同時に、ご主人の転勤により沖縄に住むことになったことも、制作活動を後押しすることに。

縁もゆかりもない土地でしばらくは誰とも交流がなかったためどんどんハンドメイドにのめりこんでいきました。子どもの成長を、ハンドメイドとともに見守ってきたようなものです。

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あれから25年、下の子がこの4月に社会人となり子育ても一段落したので一心発起し、13年間働いた会社も退職してハンドメイドショップという新たな一歩を踏み出しました。

お子さんの成人を機に本格的にハンドメイド活動を充実させていく決意をされたLustreさん。今後のご活躍がますます楽しみです。

ー 想い

屋号の「Lustre」はフランス語でシャンデリアの意味。 ”何気ない日常を照らす光”になるような服作りをしたいという想いを込めて名付けました。
特別な日も、普段の何気ない一日も、身近にある服でありたい。
そんな服を一着一着、心を込めてお作りしています。
心地よい暮らし、心地よい毎日へのお手伝いが出来たらうれしいです。

やさしい素材と、やさしい手と思いで作られたLustreさんのお洋服はきっと、これから作られるちょっと素敵な日常の心強い味方になってくれそうです。

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ー作り手情報

Lustre(リュストル)

2020年10月27日


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