プロフィール
skin ／ 生きている肌
感情や記憶、
たくさんのことをお互いが共有してゆく中で、
目には見えなくても、
その事が刻まれてゆくのは
「肌」だと思う。
生きている肌、大切な人の、今日もそこにある「肌」
hoshi mitsuki
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「skin」は、大切な人の一番身近な
「肌」をテーマに制作したリングピローです。
大切な日のアイテムとして、式後も仕舞わずに
絵として、記憶として、目に見える場所に残しておけるように。
そんな思いを込めて作られたのがリングピロー「skin」です。
図案はすべて肌をモチーフに。
縫い付けられた２組の紐にリングを通して。
リングが図案の肌から本物の肌へ移ってゆく、
という意味合いも込められています。
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skin と名付けたリングピローは、
元々友人からの依頼がきっかけでした。
リングピローは式後の用途というものがなかなかなく、
せっかくだから何か残せるかたちにできないか、という依頼。
友人と一緒にこんなかたちはどうだろうと考える中で、
式後も作品として飾れたら素敵だね、という話になりました。
かたちやなんとなくの構造も決まり、さて図案を、と思った時に
テーマとして浮かび上がったのが「肌」でした。
いちばん身近な人の、
二人の記憶や時間が刻まれるのはどこだろうと考えたとき、
それは肌だなと思ったのでした。
肌には目に見えるものも刻まれれば、
目に見えないものも刻まれていると思います。
そんな思いを図案におこせたら...という思いで
せっせと制作が始まりました。
「skin」 の 布の上から、本物の「肌」へリングが移り変わる。
そして思い出やその時の時間を感じられる存在として、
リングピローが作品として残る。
永い時間を共にできる１つのアイテムとして、作品として、
ご提供できたらと思っています。
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＜作家プロフィール＞
星 実樹／hoshi mitsuki
1990年生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。
2012年より刺繍作品の制作を始める。
見過ごしがちな日常に目を向けながら、絵を描き、
糸にのせてまた別の表情を生み出す。
