プロフィール
ご覧頂ありがとうございます。
十五と申します。
主に、木彫・象嵌で帯留・ブローチ・根付等を,
自然素材を念頭に置き、電動工具は使わずに、
すべて手作業で製作しております。
母の作る貝合せも、あわせて宜しくお願いします。
以下、使用する材及び作業工程等の説明です。
ツゲ・・・
硬く細工は困難ですが、日本の木材の中で最も緻密で、
狂いが少なく耐久性優れる為、細かい細工に適した材です。
入手しにくい高級材として、櫛・印鑑・将棋の駒等に使われます。
主に最高級といわれる伊豆諸島・御蔵島産を使用しております。
黒檀・・・
黒檀には、希少材の真黒(マグロ)と縞黒檀があります。
マグロは、ピアノの黒鍵として使われています。
木象嵌・螺鈿象嵌の作業工程・・・
まず、埋める文様を糸鋸で切り抜き、それを木地に罫描、
そこを様々な刀で隙間のできぬ様に慎重に彫り、嵌め込みます。
掲載写真・・・彫り込んだ木地(左)に切り抜いた白蝶貝(右)を嵌め接着します。
螺鈿・・・
「螺」=巻貝、「鈿」=飾るの意で、一般に、
漆で埋め込む方法と前述の木地に彫り込む方法があります。