プロフィール
古き良き伝統着物を再び凛とした美しい姿「こべべ」へと蘇らせる。
こべべ作家/田中利江
岡山県の和裁学校にて和裁士としての仕事のほかに、若い世代への和裁の指導を行いながら2009年からこべべ製作を始めました。2015年8月 本格的にお針屋和ねりを開業し現在も岡山を拠点に個展を開き活動しております。
古い着物には現代の着物とはまた違った魅力を持ったものが多くあります。斬新な配色、大胆な文様、細部にまで手の込んだ絵付け、なめらかな正絹の手触りの良さ、そんな素晴らしい古布着物を生かし新たなカタチ「こべべ」へと蘇らせ、40年以上和裁士として着物に携わってきた経験と技術と独自の感性を取りいれ、粋なコーディネイトを生み出しています。そして「顔」あるものにとらわれず、おのおの表情を思い浮かべ想像を巡らせられる作品です。
古き良き伝統着物の魅力を今までにない新たなリメイク作品で後生へと伝えています。
こべべとは、古布着物をリメイクし、実寸の約1/4のサイズに縮小した飾り物です。(こべべの大きさ:高さ約60cm)
一般的にはミニチュア着物と言われていますが、お針屋和ねりでは他に何か良い呼び名がないかと考え、「古布を使ってリメイクした小さな着物」から「古、小」(こ)という文字を、昔から着物は「べべ」とも呼ばれることから【こべべ】と名付けました。
※「こべべ」商標登録済み
こべべは、実際の着物と同様に襦袢から全て手縫いで仕立てており、裾の袘(ふき)に綿を入れ重厚感を出しています。襦袢、着物、帯、帯揚げ、帯締め、と通常の着物同様に着付けをし、今までにはなかった「立体」のミニチュア着物(こべべ)を作り上げています。
こべべの他に古布着物を使ってバッグや小物類もリメイクしております。
ホームページ:https://cobebe.jp
Facebook :https://www.facebook.com/cobebe.waneri/