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月の出に熟す、ひと粒ひと粒の宇宙を
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わたしは生き残って、海を引きよせていた。海流と風の神にまかせて、旅からかえってきたとき、誰も知る者はいなかった。
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紙のざらつく感じとか、雨のあとに七つの光が躍る午後とか。思い出そうとするとき、すでにそれらは皮膚の裏にあって、思い出すなんて働きかけはそのまますべての嘘になる。
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五か月前の夢が、つぶやきをまとった泡になり、岸に来ていた。
・Twitter で投稿してきた 「#詩写」を一冊の本に。
いつか書いた詩のかけらに、いつか撮った写真、描いた絵をくみあわせました。
文庫本サイズ
72ページ(カラー)
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