プロフィール
約900年前から続く奈良伝統工芸である『奈良一刀彫』を修業し、結婚を機に蔵王町に拠点を移しました。そして『蔵王一刀彫』という工芸品を新たに宮城県蔵王町で立ち上げました。
一刀彫の特徴は一刀一刀鑿(のみ)跡を残した彫刻に、膠(にかわ)や岩絵の具や水干(すいひ)絵の具や金箔を使って日本画の技法で彩色したものです。
使う材木は楠(クスノキ)やヒノキや桂といったものを使います。
<伝統工芸に対する想い>
現代はまれに見る技術の発展で便利な世の中になってきました。大量生産・技術革新により安価でモノが手に入るようになった反面、昔から続いている伝統工芸品や民芸品が売れなくなり、それに比例してそれを作る職人や職人を志す若者が目も当てられないくらい減少しています。私は誰かがやらないと無くなってしますのであれば自分がやったらいいという気持ちで志しました。
このままでは近い将来、日本は大量生産で出来たもので埋め尽くされてしまうかもしれません。
先人が築いてきた歴史を私達の代で閉ざしてしまって良いのでしょうか?
私達日本人には世界に誇れる技術や伝統があります!
是非とも皆様が応援していただくことで後世に伝えていただくことに繋がるのでどうか、どうかよろしくお願い致します!
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