プロフィール

夫婦でアクセサリーを中心に漆塗りの作品を作っています
「Crafter」VOL.2に掲載された高森寛子さんの
ギャラリーで、グループ展などに出品させて頂いてます。
https://www.youtube.com/watch?v=NUnJYWwsbPI
↑こちらは、乾漆チューブの制作動画です

よろしくおねがいします。


1968 千葉県君津市生まれ
1990 桑沢デザイン研究所卒業(インダストリアルデザイン)
    東京都品川区 香里田(かおりた)にて田中勝重先生に師事
1993 明治神宮奉納、八足制作に参加
1997 中尊寺金色堂内陣巻柱の復元模造に参加、主に螺鈿制作
2004 伊丹国際クラフト展「酒器・酒杯台」に入選
2007 日本クラフト展に「布目三段弁当」が入選
2009 ざっか屋M2にて2人展 以降2年毎に開催 


1995 東京都品川区 香里田にて、田中勝重先生に師事
2005 伊丹国際クラフト展「ジュエリー」に漆アクセサリーが入選
2007 朝日現代クラフト展に「漆アクセサリー・ネックレス」が入選
2009 ざっか屋M2にて2人展 以降2年毎に開催
2013 自由学園明日館にてCCJクラフト見本市2013に出品
    茅ヶ崎「クラフトショップ俊」にて三人展
    益子「陶庫」にて2人展
   小石川町「スペースたかもり」にて秩父太織・石塚工房とコラボ展
2014 CCJより乾漆アクセサリーが2年連続Cマークの認定を受ける 
    益子「陶庫」にて2人展
2015 「スペースたかもり」にてグループ展
    矢板「ABY」にて3人展
    府中伊勢丹にて「染織家いしいゆみこ冬のカノン」展に参加
2016 絵本作家 山口マオ主催「海猫堂」にてグループ展

  お箸の説明をします
木地は一位の木で、木目の詰んだ材を選んでいます、飛騨高山の職人さんに作ってもらっています、
  
  工程の説明をします
木地調整-サンドペーパーで表面をなめらかにします
木地固め-溶剤で薄く溶いた漆を木地に擦り込みます
漆を塗り夜光貝の粉を蒔きしめます
薄く溶いた漆を蒔いた貝の間に染み込ませます
色のついた漆を数回塗り重ねます
表面を研いで貝の凸凹を滑らかにします
漆を薄く摺り込み銀粉を蒔きしめます
銀粉を真綿で磨いて艶を出します
最後に透ける漆を上塗りして塗りの工程がおわります
研ぎの工程では研ぎ出しすぎに気をつけ
♯400の砥石からはじめ♯400、♯800、♯1000、♯2000、♯3000、♯5000の耐水ペーパーで研ぎつけて磨き上げ仕上げます
  
  夜光貝の話
1997年の夏、東京国立博物館の漆芸修理室で東北歴史博物館に納める中尊寺金色堂内陣巻柱の復元模造と、中尊寺に納める巻柱の工程見本の制作のため、夜光貝を宝相華文のパーツに削り出す仕事をしました、
1124年に建立された金色堂の内陣に、南洋の巻貝が使われている事にも驚きますが
1429年に始まる琉球王国以前に夜光貝を運ぶ集団が居たことも驚きます、
  
  箸の話
はしにまつわる日本の言葉
橋 川の向こうとこちらをつなぐもの
梯子 高い所と低い所を行き来するもの
柱 天と地を結ぶもの
階(きざはし) 家の中と地面を繋ぐもの
はしけ 船と陸を行き来する小型の船
桟橋 船と陸を繋ぐもの
箸 口に食べ物を運ぶもの
食べ物とは動物と植物の命だと考えます
命と命を結ぶ道具ではないかと思います

  日本人は亡くなると茶碗に飯を盛り箸を突き立てます、通夜が終わり家を出る時茶碗を割ります、これは仏教には無い儀式ですが、日本人なら故人をあの世に送る事だと理解出来ます。

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漆工房 保井

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千葉
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