プロフィール
現在、群馬県高崎市にある仕事場で、50kg程溶けるオープンポットを使ったガラス溶融炉を動かし、ガラスの食器、花器、オーナメント、オブジェを制作しています。
17歳の時、淡島雅吉氏のガラス展を見たことをきっかけにガラス制作の道に進むことを決め、その後上越クリスタル株式会社に入社しました。
上越クリスタルに勤務中の1970年代後半には、アメリカ合衆国やヨーロッパでは個人でもガラス炉を持って制作しているという、スタジオグラスムーブメントの情報が入ってくるようになり、1982年、群馬県安中市磯部で小島誠氏と炉を作り制作を開始、1990年には現在の仕事場を設立し、今に至ります。
●制作について
現在の仕事場では1人で作業をしており、設備も十分でないため、制作できるガラスは直径20cm、高さ30cmくらいまでの作品です。
炉で溶けているのは透明ガラスですので、色を使う際は、色ガラスメーカーの色を使用します。
ガラスの研磨について、簡単な部分は自分で研磨しておりますが、多くの研磨は東京の渡辺硝子加工場さんへ依頼しています。
●お取引等について
すべての作品を同じ形に制作することが難しいため、それぞれ1点ずつ写真を掲載します。
年に数回、各地でガラス展を行っているため、その前後はiichi上での更新が少なくなると思われます。申し訳ありませんが、ご了承ください。
また、メールでの返信が多少遅れることもあるかと思います。こちらも、どうぞご了承くださいますよう、お願い申しあげます。
●略歴
1952 高崎に生まれる
1976~79 上越クリスタル硝子株式会社
1979~80 田島クリスタル硝子株式会社
1982~89 ISOBE GLASS WORK SHOPで制作
1990 NORTH WINDを設立
1987 でくの房(前橋)にてガラスとタピストリー展
1989 ギャラリー杜(前橋)にて個展('91) 高崎映画祭トロフィー制作('89 '91 '94~'14)
1990 ギャラリー具(熊谷)にて個展('92 '94 '96) YOU HALL(高崎)にて個展
1991 ふくろう陶房(藤岡)夏の作品展(毎年~'07)
1992 ガラシャ(京都)にて個展('95二人展 '03)
1993 ニッケこるとん銀花[現在名:楽布陶](市川)にて作品展('94以降隔年~'02)
1994 味庵緒里都(浦和)にて作品展(~'99 '01 '02) ギャラリー未来館(茅野)にて個展('98 '02)
1995 ギャラリー華(豊橋)にて個展('97)
1996 珈琲倶楽部 寛(長野)にて作品展(~'00 '05 '12)
中之沢美術館にて三人展(隔年~現在工芸空間)
1997 ギャラリー栞(新発田)にて作品展(~'01 '03~'14)
1998 天田屋(高崎)にて小品展('99)
1999 ギャラリースペースM(前橋)にて個展 コムニカ(新宿)にてガラスと木の器展
べあばれい(熊谷)にて小品展(~'03) ギャラリー昨明(いわき)にてガラス展
2000 THE NEW DIRECTION(クラフトBAN~'05)
2001 木版画とガラスの世界(上田・アライ工芸) 木版画とガラス展(榛東村・榛名画廊)
2003 八木橋(熊谷 '05 '08 '14) ギャラリーDOMA(世田谷)
ガラスとタピストリー展(松本・グレインノート2Fギャラリー) 三人の手仕事(前橋・ノイエス朝日)
2004 ノイエス朝日(前橋)にて個展(以降隔年~'14) アライ工芸(上田)にて個展
2005 矢尾百貨店(秩父)にてガラス展('06 '08 '09 '11 '13)
2009 クラフトBAN(北杜)にてガラス展('13)
2011 ナカムラヤ(太田)にて個展('13)
2012 ルヴァン信州上田店2F展示スペースにてガラス展
2014 ギャラリー写楽(防府)にてガラス展
2015 ギャラリーROUTE66(桐生・無鄰館)ギャラリーかなやま(太田)
2016 名栗の杜(飯能)ごんざ(軽井沢町追分)にて木の器とガラス展
2017 ギャラリー葉葉(館山)('19)ギャラリー月猫&more(秩父)('19)
ギャラリー空華(高崎)にて長野順子さんと二人展
2018 まめぐら(安中市松井田)にて三人展 はるもにあ(富岡)
TODOKORO(高崎)('19)会遊亭(藤岡)
2019 漆工房の店くぼた(足利)