播州織　手刺繍　赤耳シャンブレー　スーベニアシャツ

50sのベトナムジャンバー　通称ベトジャンと言われるアイテムをデザインソースにしたシャツです。
ベトジャンは駐屯する兵士が故郷の家族へのお土産として持ち帰ったものになります。日本では横須賀ジャンバーを持ち帰り、こちらは聞き馴染みのあるスカジャンと呼ばれています。これらを総称してスーベニア（お土産）ジャンバーと呼ばれます。

古いベトジャンの特徴としてハンド刺繍が挙げられます。
機械打ちした刺繍とは違い、不均一で味がある独特の表情が人気で年々高騰しているアイテムでもあります。また糸にゆとりがあるので毛並みのような揺らぎがでるのも特徴です。
ベトナムは中国の支配下にあった歴史もあり、その影響を受けたであろう漢字（福や禄）と四神思想の虎が胸に施されることが多いです。

MOMORI/IROMOM ではこれらの歴史を踏まえて、虎と凶をあしらったデザインです。
なぜポジティブな漢字ではなく、ネガティブな文字を使うのか？それは現代の幸せでありたいと気持ちより平穏な暮らしを大切にしたい。という空気感を表現したかったからです。
凶を呼び、凶を喰らう虎。そんな想いを込めた刺繍です。

※手刺繍のため、表情、大きさ、位置がものによって異なります。


color blue
fabric:cotton 100%

生地端、通称赤耳を挟み込むことで、デザインに落とし込んだワークシャツテイストのワンピースです。細番手な糸を高密度で織り上げたシャンブレーの生地はしなやかでサラッとした素材感で無骨なヴィンテージライクではなく、光沢感のある上品さに長けた素材です。夏場にも軽く羽織って頂ける薄さなのでこれからの暑い季節に長く使って頂けるかと思います。

クリエイターが自身で着てラクに決まるシャツを何度も試作して出来た型です。ゆったりとした身幅に長めの着丈。
中に着るインナーにゆとりがあっても長くとも気にせずバサっと羽織って頂けます。ゆとりがある分、小慣れた雰囲気で着て頂けます。
AHや脇、袖下は袋縫いを採用し、縫製回数の多い仕様なので、より丈夫で長く着て頂けるように工夫しております。
同素材のワンピースもありますのでご夫婦、カップルでリンクコーディネートをお楽しみ頂けます。


着丈 79cm
身幅 68cm
肩幅 58cm
袖丈 25cm
袖口 20cm
袖巾 26cm

※メンズサイズでの表記ですが、ワンピース、ウィメンズシャツでも刺繍可能です。ご相談下さい。

日本生地はこういった糸を面白く使用したテキスタイルが多く、織りの質、紡績の質が高いので、安価な生産生地に比べると佇まいが上品で高級感があります。

アパレルでは原料高騰により、日本生地を使えることがどんどん少なくなり、または商品に価格に乗せざるを得ない状況です。
そんな中、MOMORI/IROMOM では日本のいいものを皆さまに届けるためアパレルでは作れない価格でお品物をお届けいたします。