椀120白茶 #0128

作ろうと思ったきっかけは、朝ご飯の納豆をご飯にかけて食べるときのことでした。

ご飯の上に納豆をかけると、いつも溢れ出しそうになっていました。だから、深く、背の高いお椀が欲しいと思いました。

◎白茶仕上げについて
木地を鉄媒染にて黒染めし、順に、①松煙を混ぜた黒い生漆、②生漆、③白漆、④生漆、と塗り重ねた仕上げです。
白漆の上に透き通った茶色の生漆を塗り重ねていますので、茶色の強い色味になっています。
漆の特徴で、時間が経つとともに漆の茶色がより薄くなり、透き通ってきます。濃いブラウンが明るく変わっていきます。下に塗っている白がだんだん明るく見えてくるようになります。
本ページの作品写真も、出荷時には色調が変化していることもありますので、気になる方はご注文前にメッセージにてお問い合わせください。その時の写真等をお知らせいたします。


サイズ：φ120 x 75　
材質：やまざくら
仕上げ：白茶仕上げ

◎１点ものとなります。
同様の品物を製作した場合には、こちらのページの写真を差し替えて再出品いたします。それに合わせて寸法も変わることがあります。再出品登録された場合には、内容を書き換えて再出品連絡メールにてお知らせいたしますので、今一度内容をご確認くださいますよう宜しくお願い致します。

◎修理、メンテナンスは全て無償で行っています
不注意で落として亀裂が入ったり、欠けてしまったり、子供がかじって欠ける、投げ落として割れる、踏んづけて真っ二つに割れても、修理してまた長く使い続けることができます。
漆を使って、欠片を接着したり、欠け、亀裂を埋め、さらに必要な場合は麻布をかぶせて漆で固め補強したりします。
修理、補強した跡は残りますが、使い続けるのに支障のない状態に仕上げます。
漆を使い、状況に応じて接着、コーティングしていきますので、修理を重ねるほどに全体の強度は上がってくるほどであると考えています。