NORDIC JOURNEY vol.7
2024/9/14(土) 〜 9/15(日)
いよいよ明日14日、明後日15日,品川の天王洲アイルにて「運河のほとりの北欧市」Vol.7」が開催されます。
毎回参加させていただきましたがこの度「北欧と私、記憶の風景」に投稿のチャンスを得ました。
.
北欧各社から届いたおすすめの商品や買い付けの風景を感じられる小話です。どうぞお楽しみください。
「北欧と私、記憶の風景」
北欧アンティーク&ギャラリーミンネ
@gallery_minne
北欧、主にスウェーデンと長年関わり続けて伝統工芸や北欧デザインに惹かれてきました。
世界的に高く評価されている陶芸家やガラス工芸家そしてテキスタイルデザイナーももちろんですが、家庭で丁寧な手仕事をしてきた無名の作者の伝統的な手法のテキスタイルには今でもずっと心惹かれています。
しかしながらそういった高度な技術を持った熟練の作者の作品、主として手織物は既に町のアンティークショップではなかなか得られなくなっていました。当時はオークションハウスでたまに出品されると多くのバイヤーと競り合って落札し「どうしてあんな小さな日本人女性が落札?」といった好奇な視線を感じたものでした。
数年前の夏、スウェーデン南部地方で開催される恒例の野外アンティークマーケットに向かう途中に時間調整で近くの集落に立ち寄った際、なんと古典のルーラカン織やフレミッシュ織、またウール刺繍など伝統的なテキスタイルを扱うアンティークショップを見つけたのです!!
宝物を見つけたかの様に小躍りしながら中へ。撮影しながら興奮状態だったのを覚えています。スウェーデン人口総数は日本の東京の総数より少ない上、その中で極わずかな女性達が残した手仕事に触れる事ができたのでした。
店主は高齢のご夫婦でしたが、画像はその方々の貴重なコレクションです。正に圧巻でした!
コロナ前は毎年夏は渡欧して北欧ヴィンテージの買い付けのため約1ヶ月半スウェーデンで過ごしてきました。
当時はクラッシックなアンティークからミッドセンチュリーのヴィンテージへ人々の関心が移行して行く頃でまだ仕入れ価格もそれほど高くなく、良い物に出会うチャンスにも恵まれていました。
私ももちろんその魅力に惹かれ多くのデザイナー作品を買い付けしてきました。ですが、やはり北欧伝統のテキスタイルにも惹かれ続けてきました。
今や日本では現地以上にミッドセンチュリーのデザイナー作品の人気は高く,いわゆる北欧ブームのうねりが今に至っていることは否めません。北欧ヴィンテージディーラーとしては喜ばしいことではありますが・・・
#北欧と私と記憶の風景
- 期間
-
2024/9/14(土) 〜 9/15(日)
11:00〜17:00(マルシェエリア 9:30〜)
- 場所
-
アイルしながわ
東京都 品川区東品川2-3-2
- お問い合わせ
- info@tennozmarket.com
- イベント登録者
- 北欧アンティーク&ギャラリーミンネ 鎌倉