古布 蚊帳

蚊帳とは、夏に蚊などの小さな虫の侵入を防ぐための布です。
紀元前6世紀の中東で始まり、中国を経由して奈良や近江などを中心に生産されるようになりました。
当時の絹や麻は高級品で、これらを贅沢に使用した蚊帳は貴族など上流階級のみが持てる贅沢品でした。
庶民へ広がったのは、江戸時代以降で、和紙や木綿なども使用されるようになりました。
昭和に入ると、ナイロンなどの化学繊維も使われるようになっていきましたが、科学的な虫よけの普及により、一般的に使用されなくなりました。しかし、現在では、電気を使わず涼を取れる道具として、蚊帳の良さが見直されつつあります。
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