すずらん様オーダー品「ストラップ-カエデ･(神代ニレ･チャンチン)･サクラ◇-」

※こちらの製品はオーダーいただいたお客様以外の方には販売できません。ご了承をお願いいたします。

6点の内の4点はカエデ･チャンチン･ヤマザクラ、もう2点はカエデ･神代ニレ･ヤマザクラの木を組み合わせ、木工旋盤で形を削りだし、透明のミツロウワックスで仕上げてあります。それぞれの木が持つ色や木目がそのままの作品です。

幾何アクセサリー(Geometric Accessories)と名付け約160種の木を用いて制作している作品群、その内からの一品です。

木部直径は約26mm、高さ26mm。金具と紐を含めた長さは95mmほどです。

カエデ；楓　イタヤカエデ　比較的白い木肌を持つ、重厚で固く弾力性のある木材です。紅葉、モミジとして古来から親しまれている木で、木材としての利用も家具・ピアノ等の楽器など、古くから用いられています。
ヤマザクラ；山桜　その花は詩歌にも詠まれ、昔からなじみの深い木。家具や指物にはもちろんのこと、かっては定規や計量器などにも多用されていたのはこの木の丈夫さを利用したのでしょう。同様に、浮世絵の版木にも使われていました。
チャンチン；香椿　江戸時代に渡来して各地に植えられている木です。建築や家具、楽器などに用いられます。樹皮は漢方薬に利用されています。
神代ニレ；神代楡　楡、英語ではエルム。家具材で用いられる他、丈夫で割れにくい性質から楽器や器具の柄、お椀、盆などの利用があります。また、神代とは酸素が届かない地中や水中で長い年月を経て、元々の材色が薄茶色から黒に変化した希少な木です。「埋れ木」の中でもより経年し変色したものが神代とされています。